お葬式では、喪主の仕事が本当にいろいろあるので、大変といえば大変です。ただ、親族の中でもせっかく選ばれたわけですから、しっかりと最後まで努めるべきだといえます。これを乗り越えることによって、親しく生きてきた亡くなられた方も、向こうの世界に安心して旅立てるようになるでしょう。まずはお通夜の時に挨拶をきちんと行うことが大事です。使ってはいけないキーワードがあるので、それらに気をつけて、短めに簡潔にまとめて挨拶をすることが重要となります。
人が亡くなった場合には、すぐに火葬することは禁じられています。24時間は安置する必要性があります。つまり、葬儀の内容を決めていく際に、安置をどのように行うかを決めるという仕事があります。安置する場所は、自宅にもしスペースがあればお亡くなりになった方も遺族にとっても安心できる落ち着く場所ですのでゆっくりと最後の別れが出来るでしょう。高層マンションなどの場合にはエレベーターを利用しなくてはなりませんし、共用スペースが狭いと棺が動かせない場合もあります。
昔は自宅で旅立ちのときを迎えるということもめずらしくはありませんでした。しかし、現代においてはほとんどの人が病院をはじめとする自宅以外の場所で亡くなることが当たり前になってきています。最後のときを自宅で迎えたいと希望する人も少なくありませんが、家族の意見などもあり、現実的には難しい場合が多いようです。また、日本は長寿社会だと言われていますが、長寿であるからこそ病気や疾患見舞われるということも多くあります。
全国各地に葬儀を執り行う施設がありますが、主に斎場や葬儀場さらに葬祭場といった表現を使います。中にはメモリアルホールやセレモニーホールといった規模の大きな会場となっていることもありますが、それぞれ特に決まった定義がないことを知っておきましょう。施設の名称がバラバラですが、斎場や葬祭場などを混同しているケースが多いです。そもそも斎場というのは火葬場が併設されている葬儀場といわれていますが、実際は通夜や葬儀そして告別式を執り行っていくために用意されている式場です。
東京は多くの葬祭場があり葬儀をするために内容を比較して選び、故人を偲べるように段取りを決める方法が望ましいです。葬儀は参列者を増やすと料金が高くなる傾向があり、会社のスタッフと気軽に相談すると最適な内容を診断してもらえます。最近では高齢者の数が増え続けているため葬儀の需要が高く、希望する日時に予約を確保しにくいことが多いです。式場は広さや場所に応じて料金が違うため、複数の業者の内容を比較して予算や目的に合わせて決める必要があります。